2007年 02月 23日
走馬燈のように
以前、脚立から落ちたことがある。
たかが3段の小さな脚立だったので、すっかり落ちきるまで、1秒もかからなかったと思う。 ところが、不思議なことに、人はそのわずか1秒の間にいろんな事を考えられるものだ。 それこそ走馬燈のように。 出来るだけ怪我をしない場所を選び、頭だけは許してとか、なぜ落ちたのだろうと、その原因まで考えていたのだ。 時間というものは、人や状況によって長さがまったく違うと感じた瞬間だった。 今、我が家には8段脚立がある。 落ちた場合、単純に約3秒弱かかる計算になるが、その間いったいどんなことが頭に去来するのだろう。 それを実感したい気持ちはあるが、そこまで命をかける事もあるまい。 さし当たっては落ちないように、くれぐれも慎重に作業を続けたい。 それを思うと、バンジージャンプやスカイダイビングで空を飛んでいる時間の長さは、それこそ天文学的長さに感じられるに違いない。 初心者ほど長く感じられるのではないか思う。 だとすると、その長い時間、ずっと恐怖心と戦わなければならないのか。 ああ、恐ろしや、恐ろしや。 と思いながらも、誰かがドンと背中を押してくれるなら、一度体験して見ても良いかな、とも思わなくもない。
by iwasomami
| 2007-02-23 00:14
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