お気にめすまま

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こんな筈では・・

我家のスナックでカラオケを一曲歌ってみた。

点数が出るタイプのカラオケである。

渋いところで日野てる子の「夏の日の想い出」などを一つ。
カラオケで歌うのは初めてである。

大きな間違いもなく、無事歌い終えた。
しかし、マイクの音量が小さすぎたのか、どうにも今ひとつノリ切れない。

ともあれ、採点を聞こう。

「24点!」

「へ?24点?何、この微妙な数字は。」

いっしょにいた人達が口々に慰めてくれる。

「マイクの調子がおかしかったからね。」
「そうそう、マイクがね。」

そうよ、マイクのせいよね。
実のところ、歌っているという気が全然しなかったもの。
少なくとも、学生時代は合唱部で鳴らしたこの声、24点なんて事があるわけがないわ。

ということで、数日後マイクを調整してもらい、再びリベンジ。

マイクの調子も良く、気分も良く歌い終える事が出来た。
最近の中では、上手く歌えた方かもしれない。

さて、お楽しみの採点は?

「23点!」



・・・・・もう、弁解の余地はない。
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# by iwasomami | 2008-03-01 23:15 | こんな私

こんなお馬鹿さんで良いの?

ブログを書き始め、早2年になろうかとしている。

日記すらまともに書いた事がないのに、よくここまで続けられたものだと、我ながら感心する。

その間、読者が爆発的に増えたというわけでもなく、勿論どこかの出版社からのオファーがあったわけでもない。

そんな喜びもないまま、毎回ネタを探し、それを文章にするという作業は、結構ツライものである。

「作家でもないのに」
そんな思いは常にある。

それなのに何故か二日に一度のこの時間になると、こうしてパソコンの前に座ってしまう。

時折寄せられる励ましの言葉に支えられて、と言う事もさることながら、これは偏に自分自身との約束に他ならない。

始めるにあたり、自分に課した事がいくつかある。

・ 二日に一度更新する事
・ 読者が不愉快になるような事は書かない
・ 特定の来館者については書かない
・ 出来れば読後、ニンマリするような内容にしたい
・ そして、途中でやめない事

以上のようなささやかなコンセプトで始まった結果、身近なたわいもない内容になってしまった。

「このブログのお陰で世の女将さんの印象が薄っぺらになったかも。」
常々そう思っている私なのに、旅館のホームページをリニューアルするにあたり、娘より、このブログにアクセスし易くしたいとの提案があった。

「いやー、それはどうかな。」
と言う私に、

「きっとお母さんはそう言うと思った。でもたとえお母さんが嫌と言っても、やっちゃうからね。」

こんなお馬鹿さんで良いのかな。
黙っていれば思慮深いと勘違いされがちな私なのに。

といわけで、近々そうなります。
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# by iwasomami | 2008-02-28 00:01 | 旅館の話

さ、さ、酸素が

往々にして、人手薄の時に限って、何かと用事が重なるものだ。

ネット時代になってきたとは言え、旅館業にとって、やはりTELは命である。

そんなTELが、たまたま一人しか居ない時にかかってくる。

ある日、従業員さんが、全員お客様のお見送りに出かけてしまい、フロントには私一人。

そこに降りていらっしゃったお客様。

売店でお買い物をしそうな素振り。
私も売店にて応対をしていると、TELのベルが鳴った。

まだ決めかねているお客様に、
「申し訳ありません、ちょっと失礼致します。」
と声をかけ、走って電話に急ぐ。

こんな時に限ってご予約のお電話。
しかも長引きそうな気配に、さてどうしようかと、一瞬躊躇した。
幸い、「○月○日泊まれますか。」との内容だったので、
「○月○日ですか。少々お待ち下さい。」と言い、保留ボタンを押すと、一目散に外に走り、応援を頼む。

さて、これで安心してTEL応対が出来るわ。

しかし、あまりにも急いで走ってきた為に、私の呼吸は荒くなっていた。

電話口でハアハアするのもどうかと思い、呼吸の乱れを悟られまいと、出来るだけ静かに話をしていた。

しかし、話を続けていくに従い、あまりの苦しさに、すーっと気が遠くなってしまうような気がした。

「岩惣の女将さん、電話の途中で倒れたそうよ。」
なんて事になったら大変とばかり、慌てて受話器に手を当て、思いっきり深呼吸をした。

そのたった一度の深呼吸が功を奏し、以後はスムーズに会話をする事が出来たが、近頃の運動不足を身に染みて反省した。
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# by iwasomami | 2008-02-25 23:57 | 旅館の話

現実は・・・

久しぶりにオリエンタルラジオの話題で盛り上がる。

以前も書いたように、私にはあっチャンに似た息子がいる。
あっチャンから嫌らしい目つきを取り除き、一回りほどお肉を付けた感じとでも思って頂ければ良い。

そのせいか、断然あっチャンの方が男前だと思っているのだが、どうやら世間では藤森君の方が人気があるようだ。

「私の知り合いのほとんどが藤森君が良いって言っているよ。」と娘。
「全くねえ、どこが良いんだろうね。」

「今風なんじゃない?」

「まあ、確かにね。」

「あっチャンが良いっていうと、え~って顔もされるし。」

「息子も可哀想にね。でもきっといつか息子のような顔が流行る時がやって来ると思うの。」

「いや、もう流行は通り過ぎたと思う。」

って、息子よ、お姉ちゃんが言ってました。

ひょっとしたらそうかも知れないが、ほら、流行は繰り返されるじゃない。

ただ問題は間に合うかどうか。

でも大丈夫。

母は、娘は愛嬌、息子はノリの良さで乗り切れると信じているから。
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# by iwasomami | 2008-02-23 23:48 | Family

思いがけない贈り物

娘の知人から、「たまたま」を頂いた。

このネーミングから、それがきんかんである、と解った方はそうはいないだろう。

そう、きんかんなのである。
宮崎産完熟きんかん。

化粧箱に綺麗に並べられた「たまたま」は美しく、思わずすっと手が出そうになった。

「あっ、お母さん、このきんかんは生で食べるんだって。」

「あら、そうなの、危なかった。煮ちゃうところだったわ。」

「それからね、これってとっても高価なもので、1個500円ぐらいするらしいよ。」

「へえ~、そうなの。」

そんなに高価なものなら、そうそう迂闊には手が出せない。

しかし、きんかんは私の大好物であるし。

おずおずと手を出し、1個噛んでみる。
うん、甘い。
普通のきんかんに比べ、苦味が少なく食べやすい。

普通だったらあっという間に食べてしまうところだが、なにせ値段が値段だけに、皆牽制しあって、なかなか手が出ない。

だが、所詮は柑橘類。
新鮮な内に食べてしまった方が美味しいに決まっている。

そう思い直してからは、ありがたく頂いてしまう事にした。

そんな私の心とは裏腹に、今だ「高価」という呪文から抜け切れていない娘が、
「お母さん食べる?」
と半分にしたきんかんを差し出した。

「いや、いい。私はもう2000円分食べたから。」

それを聞いた娘、気持ちを入れ替えて食べ始めた。

ごちそうさまでした。
箱の中にはまだ3000円分のきんかんが残っています。
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# by iwasomami | 2008-02-21 23:40 | 食べ物

のど元過ぎれば・・・

フラオンパクもいよいよ終盤にさしかかった。

去る2月14日は岩惣にて、ハワイアンズの専属ウクレレ奏者の斉藤さんによる、ウクレレ体験教室が開かれた。

定員を超える人達にお集まり頂き、楽しい一時を過ごす事が出来た。

この日の為に買ったウクレレも大活躍。

斉藤さんが褒め上手な方で、主人を始め娘や私にも優しく声をかけて下さり、各自、ひょっとしたら自分にはウクレレの才能があるんじゃないか、なんて錯覚しまうほど。

これを機会に、ウクレレを奏で、ついでにハワイアンソングでも歌ってみようか。
そう思ったのは私だけではないはず。

これからは一つしかないウクレレを誰が使うか、ある意味過酷な争奪戦が始まる様相を帯びてきた。

自室に戻り、真っ先に手にしたのは娘。

20分ほど弾いていただろうか。
その間じっと待つ。
そして、待ってましたとばかりに、手に取り弾いてみる。

やはり20分ほど弾いた後、何だかのらないわと手を離す。

さて次は主人の番かしらと、思っていたが一向に手にする様子がない。

そして、その日以来、誰一人それを手にした者は居ない。

はまりやすいが、覚めやすい。
そんな性格の私達のもとにやって来てしまったウクレレ。

今度日の目を見るのは次回のフラオンパクか。
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# by iwasomami | 2008-02-20 00:27 | Family

コタツ大好き

まったく最近のこの寒さ、どうにかならないものか。

今日は全館休館日。
のんびりとコタツなどに入ってぬくぬくしていると、何か口寂しくなる。
かといって、この寒さの中、一歩たりとも外になど出たくはない。

「チョコレートなんか食べたくなーい?」
娘に誘い水をかける。

「うーん、そうねえ。」

「向かいのお店に売ってるんだけど、買いに行く気は無いかな。」

「うん、ない。」

「そうよね、寒いものね。」

暫くして、又声をかけた。

「この間チョコレートを二つ買ったでしょ。あの内一つはあなたのおばあさんにあげちゃったのよ。」

「あら、お母さんのお母さんでもあるでしょう。」

「そうなのよ。」

しばらくの沈黙の後、再び声をかける。

「あのね、急がないと。」

「どうして?」

「だって、お店の前が暗くなってきたから。」

「どういう事?」

「いや、日が暮れてきたって事なんだけどね。」


そんな、どうでも良い言葉で暇つぶしをしていた、冬の夕暮れ。
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# by iwasomami | 2008-02-18 23:45 | Family

どうして?

人生一寸先は闇、何が起こるか解らない。

厨房での事。

お客様に味噌汁をよそって間もなく、ガスレンジを洗おうと思った。

オット危ない。
危うく熱い五徳をそのまま掴みそうになった。

これこれ、ここがおっちょこちょいだと言われる所以なんだわ。
大丈夫、今日はしっかりぞうきんで掴むつもり。

それも乾いたぞうきんでなくちゃ。
以前濡れぞうきんで持ったら、ジワジワと熱くなり、結局火傷したじゃない。

同じ過ちは犯さないつもり。

乾いたぞうきんを持った左手で五徳を掴み、洗い場に持って行った。

そして、水の中にそれを入れようとした。

こんなに、こんなに注意したのに、最後の最後に右手に持ち替えてしまった。
ギュっと。

一瞬何が何だか解らなかった。
何故?どうして熱いの?
・・・・・そうか、右手で持ったからか。

全く、魔が差したとしか思えない。

水槽では、別な人が洗い物をしている。
このまま放り出すわけにはいかない。
その人にぶつかってしまうかも知れないもの。
じゃあ、この五徳、どうしたらいいの?

限界まで五徳を握り、そっと水の中に放した。

そして、火傷した。
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# by iwasomami | 2008-02-16 23:34

大人のおもちゃ

近所のレストランでカニクリームスパゲッティーを食べた。

スパゲッティーの真ん中に、タラバガニの大きな爪が、その爪先を上にして刺さっている。

美味しく頂いた後、レジで会計をしていると、その目の前に、今食べたばかりの爪がドンと置いてあった。

それも先ほどの物より数段大きな物が、ずらっと並んでいる。

「何だ、これは。」

思わず手に取る。
カニとは思えないその重さに、一瞬にして食べ物では無い事を悟る。

然らばこれはいったい何なんだ。

会計もそこそこに、じっくり観察する。

どうやらこれはライターらしいと気づくのに、そう時間はかからなかった。

となると付けてみたくなるのが人情。

しかし、もしその結果火がついてしまったなら、例え僅かでもガズを消費した事になってしまうわけだから、ここはひとつ慎重に扱わなければならない。

そっと手をすべらせてみる。
その消極的な動きに合わせるかのように、爪が静かに開いた。

どうやら爪の間から炎が出るしくみになっているらしい。

なんて面白いんだ。
一瞬買おうかとも思ったが、このおもしろさはたぶん一過性のものだろうと思い直し、そっと元のケースに戻した。

すると、その隣に昔風の小さなトースターが。

これもライターか?
どこから火が出るのだろう。
カニに習い、やはりパンの間からか。

再び手に取って、そっと押すまねをした。
すると意外にもトースターの側面に小さな穴が開いているのが見えた。

このフェイントはちょっと危ないんじゃないの?
下手すると火傷するかも知れないわ。

そんな事を考えながら、しばらく遊ばせて貰った。

その間、店員さんは、
「全くしょうがない人ね、買いもしないのに。」
なんて素振りは一切見せず、ただ辛抱強く付き合ってくれた。

次に伺った時には、たぶん買ってしまうかも知れない。
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# by iwasomami | 2008-02-14 23:58

意地悪ばあさん予備軍

フラダンスの練習日。

先生が皆の顔を見渡し、こう問うた。

「先週教えたフラダンス○○、覚えてますか。」

するとすかさず、

「はい。」

と答えたのが1年生の少女。

大人達の間から思わず漏れた笑い。

この時の笑い、実は色んな意味が含まれている。

「可愛い」、「えっ、本当?」、「子供は良いわね、素直で」等。

その中で、私が真っ先に感じたのは、「えっ、本当?」。

本当にもう覚ちゃったの?

普通だったら我が身の不甲斐なさに慌てふためくところ、相手が子供だと不思議にそんな気持ちになれない。

そして次に「可愛い」に移行する。
この時には既に、先ほどの狼狽からやや落ち着きを取り戻している。

そして「子供は良いわね、素直で」となり、「子供は良いわね、物覚えが早くて」と続く。

やがて「そうよ、私が覚えられないのは歳をとってきたからなのよ、あなた達もいずれそうなるのよ」

などと、底意地の悪い女に変わって行く。

あーいやだ。
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# by iwasomami | 2008-02-12 20:27 | こんな私