お気にめすまま

ブログトップ

<   2008年 04月 ( 17 )   > この月の画像一覧

既読感

過去に一度読んだことのある本を、再び買った経験をお持ちの人は結構多いだろう。

途中まで読んでからそのことに気づき、地団駄を踏むことになる。

購入時に必ず作者の紹介とあらすじは欠かさずチェックしているにも拘わらず、よほどその題名が魅力的だったのか、あるいは逆に全くインパクトの無い題名だったのか定かではないが、私の場合、最高3度同じ本を買ったことがある。

シャクなので、本棚に3冊まとめて並べておいた。


ある短編集を買った。

どの作品も面白く、我を忘れあっという間に読み終えた。

読後じんわりと余韻に浸れるものはそうはない。

まさにそんな感じで一時その世界に浸かっていると、何やら不思議な感覚に襲われた。

最後の一編がどうも昔読んだ様な気がしてきた。
そう言えばその前の作品も、いや待てよよく考えるとそのまた前の作品も読んだことがあるような。

はっきりとは言い切れないが、心のどこかであらすじを知っていたような変な感覚である。

もしや読んだということすら忘れてしまったのか。
それも全編全て。
それはまずいだろう。

今はただ、これがデジャヴでありますようにと祈るばかりである。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-29 23:42 | こんな私

そっくりさん

気晴らしに、あるファミレスに行った。

メニューを開く。
不本意ながら、最近とみに近くの物が見えにくくなってきたことを実感する。
さほどぼやけているわけでもないが、出来ることならもっとはっきりと見てみたい。

常用している近視用のメガネを外す。
見違えるように視界がすっきりした。

注文を済ませ、メガネを外したまま暫し歓談す。

と、視界に大きな人影が。
「あれ?」

まさか。
主人は今頃旅館でお留守番の筈。

しかし、紺のブレザーとグレーのズボン、そして短髪、メガネ。
さらにあの大きな体は主人そのもの。

そうか、忘れていた。
この店には主人にそっくりな雰囲気の店員さんがいたことを。

謎は解けたものの、その人が現れる度に、
「あっ、主人だ。」
と、とっさにそう思ってしまう。

別に主人が居てどうの、と言うわけではないが、居るなら居る、居ないなら居ないというふうにはっきりして欲しかった。

落ち着かないことこの上ない。

帰りがけ、どれほど主人に似ているかを伝えようと思い、近づいていった。

今度はしっかりメガネをかけていたので、よく見える。

ところが、近くで見てみると、主人よりだいぶ若い人で、顔も思ったほどには似ていない。

勿論何も言わず帰ってきた。

折角旅館のことから頭を開放したかったのに、ずっと似非主人がチラチラして、うまく切り替えができなかった。

今度からここに来る時は、しっかりとメガネをかけたままでいよう。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-27 23:47 | Family

日本一

これまで何度かブログにも書いてきたが、私はコレステロール値が高い。

それを下げるクスリもあると聞くが、出来る事なら食生活を改善して、その値を下げたいものだと思っている。

南にコレステロールを下げるマヨネーズがあると聞けば、いそいそ出かけ、東にそれを下げるお茶があれば、飛んでいきそれを買い求める。

油肉は極端に遠ざけ、大好きなゆで卵も、敢えて白身を食するだけにとどめている。

さらにバターは数値を下げる物に代え、イカは蛸で代用し、イクラを食する時は、その小さなツブを一粒一粒噛みしめて、量の少なさをカバーしている。

それほどまで努力しているにもかかわらず、、

「あなたは、日本で一番コレステロール値が高い人です。」

と言われてしまった。

よもやこんな事で、日本一の称号を頂くとは思ってもいなかった。言われた私は、ただオロオロするばかり。

こんなに気をつけているのに、こんなに我慢しているのに、この上何をせよと仰せか。


オロオロ、オロオロ、おろおろ、おろおろ。



はっ。

夢か。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-25 23:26 | 食べ物

正装

今年も筍収穫の季節がやって来た。

早速裏山へ行き、竹取の媼と化す。

よれよれのズボンを履き、長靴、軍手、そして首には岩惣のタオルを巻き付けるのが、私の筍取り時の正装である。

残念な事に、四月中旬からの長雨と気温の低下により、思ったほどの収穫はなかった。

初回は7本のみ。

しかし、たったそれだけを手に、おめおめと戻って来る私ではない。

せっかくだからと、立ち枯れになっている竹の伐採作業にかかる。

ノコギリで気長にギコギコと幹を切る。
そしてそれを積み重ね、歩きやすい状態にもっていく。

幹は簡単に片付けられるが、問題は枝の部分である。
始末の悪い事に、竹という物はなかなかにバネが強い植物である。

その為、下手にそれを引っ張ると、バシッと跳ね返ってくる。
顔に当たろうものなら、それこそ誰かに八つ当たりしたくなるほど痛い。

過去何度かそんな目にあってきたが、今回の跳ね返りは酷かった。
唇に当たり、あろうことか口の中を切り、血が出てしまった。

とんでもない事をしてしまった。
傷だらけの顔でお客様の前に出なければならないのか。
傷心のまま下山し、鏡を見てみると、驚いた事に全く外傷は見られない。

この様な状態を、文字通り「面の皮が厚い」と言うのだろう。

今回の教訓を活かし、次回からは覆面を正装に加えたい。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-23 23:23

終わった~

昨日無事、「おーいニッポンとことん福島県」の生収録が終わった。

望み通り、連日降り続いた雨も上がり、薄日が差すというおまけまで付いた。

私達の目の前には、この日を待っていてくれた方をはじめ、たまたま来たら何か騒がしいので覗いてみたという人、あるいは若女将に無理矢理招集をかけられた若旦那等、多くの観客で賑わっていた。

その方々と私達の距離はわずか3mほどか。
皆、一様に携帯電話や、デジカメを手にしている。

勿論、NHKのカメラも回り、その上大きなマイクも右に左に動いている。

まるで、芸能人の記者会見のようだ。

ただ、異なるのは、カメラのフラッシュが無かった事と、私達がズブの素人であるということ。

まったく何処を見て良いのやら解らない。

「まだフラの経験の浅いあなた達の取り柄は、元気で明るい事よ。」
発表の前に、先生から言われたその言葉だけが私達の心のより所とばかりに、皆必死の笑顔で頑張った。

その甲斐あって、知人から、
「湯本温泉の女将さん達って、みな綺麗で可愛い人ばかりね。」
と言ってもらえた。

そうなんです。
特に「若女将」達は、本当に美人揃いなんです。

もし「美人若女将団体戦」を開催して頂けたなら、間違いなくグランプリが取れるんじゃないかと思っている。

どうでしょう、TV局の方々、この提案にのって頂けませんか。
b0109076_19411386.jpg

[PR]
by iwasomami | 2008-04-21 23:41

生放送は大変だ

春の嵐も、三日目にしてようやく収まってきたようだ。

明日は多分薄日ぐらいは差してくれるだろう。
いや、差してもらわなければ困る。

明日、BSの「おーい、日本、私の好きな福島県」という番組に、湯の華会の一員として私達母娘も生出演する。

またも未熟なフラダンスを披露させて頂く予定だ。
この日の為に、白いブラウスもようやく昨日出来上がってきた。

思えば、湯の華会フラダンス部の衣装は、いつもTVの撮影の度に増えている。

その撮影依頼も突然やって来るものだから、衣装などじっくり選択する暇もなく、一回目は白のTシャツでお茶を濁した。
それも、時期はずれ故、女性物が手に入らず、男性用丸首下着を代用せざるを得なかった。
飾り物は、会員の分まで娘と二人してコツコツ作った髪飾りだけ。

二回目は、黒のこれまたTシャツ。
幸い、これは正真正銘、女性物が手に入った。
レイも揃えた。

そして今回はブラウス。
ユニフォームの様だった衣装がだんだんとそれらしくなってきた。


それにしても一昨日のリハーサルは大変だった。
暴風雨の中、駅前にて本番さながらの進行。

電車の大幅な遅れで、人影もまばらな駅舎のひさしだけが頼りのリハーサル。

皆さんに少しでも湯本の事を知って欲しい、その一心で頑張っていた。

そんな私達に免じて、どうぞ明日はハワイの空のような青空が見られますように。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-20 00:01

おっかなびっくり

お客様に対する食品衛生については、異常なぐらい神経質な私だが、自分の口に入る物に関しては、正直さほどではない。

えのき茸と鶏肉ののワサビ和えを作った。

鶏肉の酒蒸しに、茹でたえのき茸を加え、ワサビ醤油で合えるという、極めてシンプルな料理である。

蒸しすぎず、生すぎずがこの料理のポイントか。

私としては極力生に近く、柔らかい状態が好みであるが、スーパーで買った鶏肉に100パーセントの信頼を持っているかと言われれば、はなはだ微妙。

そして出来上がったのがまさにその状態。

「ねえ、今さらだけど、こんなに生で食べても良いと思う?」

「生食と書いてあったなら良いと思うけど。」

「書いてあったかな?」

「どうだろう。」

「鶏肉って、寄生虫がいる場合もあるんだよね。」

「・・・・」

「大丈夫かな、これ。」

と言いつつ、あっという間に完食。

それが昨晩の事。

大丈夫だったようだ。


格言:心配しながら食べると、味は二割方落ちる。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-16 23:48 | 食べ物

お互い様

娘のミクシーを覗いてみた。

そこには私のぼこぼこのサンダルと、自分のフラットなサンダルを左右別々に履いてしまうことについての、やや自虐的なネタが書かれてあった。

ここで一言。
そのフラットなサンダルは、私のです。

ついでに貴女がこの冬、温かいと言って愛用していたグレーのあれ、あれも私のです。

気が付くと娘のタンスには、いつの間にか最近見かけないなあーと思っていた私の物が、しっかり畳まれて入っているのも知っています。


まあ、良いですけどね。

そういう私が今履いているズボンは娘のですから。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-14 23:29 | Family

熟年

「聞いてないな。」

そんな主人の言葉が聞こえてきたような気がした。

「ん?私?」

「そう。話しかけていたのに。」

無視していたわけではない。
考え事をしていたわけでもない。
多分、ボーっとしていただけだと思う。

そんなことが、この頃多々ある。

よく、夫婦の在り方を評して、「空気のような」という表現を使う時がある。

だとすると、主人はまさに空気のような存在になりつつあるのかもしれない。

それはそれなりに、良しとしよう。

しかし問題は、その相手が主人以外の人に対しても起きるという現実。

これはまずいと思う。
[PR]
by iwasomami | 2008-04-13 23:28 | Family

春爛漫

娘から珍しくお花見のお誘いを受けた。

どうやら車を運転中、とても綺麗な桜が見えたらしい。

桜の名所に出かけるのも良いが、地元の人にしか知られていないそんな桜を見るのも良いかと、二つ返事で承諾した。

何気なくいつものサンダルを履こうとする私に、

「山登りとはいかないまでも、結構高いところに見えたから、サンダルはねえ。」

そう言う娘は、長靴兼ブーツといういでたち。

そんな娘のアドバイスをさらりと受け流し、そのまま出かける。

「多分この辺だと思うんだけど。」

娘のあやふやなナビのお陰で、多少の回り道はしたものの、割合早く到着。

付いたところはなんと高校のグラウンド。

確かに高台にあったが、山は何処?登山って?
サンダルで充分じゃない?

気を取り直し、娘は早速携帯を手に春爛漫の桜を激写。

そんな娘を尻目に、私は車に常備置いてある花ばさみを持ち、近くの薮の中に入り、花摘みに専念する。

山吹、木イチゴの花、キフジ、アオイ、等大量の収穫に我を忘れた。
その時、娘が情けない声をあげた。

「どうした?」

「せっかく桜の写真をいっぱい撮ろうと思ったのに、電池が...。」

なんだ、そんなこと。命に別状がなければ良いじゃない、とばかりに、再び花摘みに没頭する。

桜は綺麗でした。
満開のソメイヨシノと、一輪ほど咲き始めた山桜。

しかし、なにより嬉しかったのは、やはり野の花の収穫、かな?

早速ロビーに飾りました。

b0109076_17324482.jpg


b0109076_17333566.jpg

[PR]
by iwasomami | 2008-04-11 23:31