お気にめすまま

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お灸をすえられた日

生まれて初めて、お灸なるものを体験した。

今日は朝から頭痛に見舞われ、こんな忙しい日にダウンしてはいられないと、思い切ってマサージにかかることにした。

肩や頭を揉んでもらいながら言ったそのマッサージ師の、
「お灸なら、どんな頭痛もすぐに治るんですけどね。」
その一言から始まった。

「でも、髪の毛が燃えて、円形脱毛になっちゃいませんか。」
「そんなに大きなモグサは置きませんよ。燃えてもほんの2~3本ですから。」
「本当に効きますか。」
「大丈夫、絶対効きます。」

そうか、そんなに確実に効くのか。
じゃあ、ということですえてもらうことにした。

モグサを取り出し手で捏ねる気配がする。(いよいよだな)

カチっとライターで火を付ける気配。(当たり前だがやっぱり火を使うんだな)

フーフーと火を吹いている。(そんなに一生懸命燃やさなくても良いんじゃないの)

髪の毛をかき分け、モグサを置く。(良かった、全然熱くない)

・・・・・・・・・(熱い!)

・・・・・・・・・(熱いよ!)

・・・・・・・・・(まだか!)

・・・・・・・・・(フー、終わった)

さすがプロ。我慢しきれなくなる直前の絶妙なタイミングだ。
これを3回。

「さあ、これで頭痛は治りますよ。」

そう言って自信満々に帰って行った。

でも、治らないんですけど・・・。

嘘つき!
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by iwasomami | 2007-08-10 23:33

中庸

マッサージを受けながら眠ってしまうことほど幸せなことはない。

かつて何度かマサージにかかったことがあるが、それは常に頭痛を治す、言わば治療の一環としてのものだった。

そして、それは主に、近所の治療院であったり、旅館の一室であったり、結局最後には起きあがって家に帰るか、部屋の鍵をかけなければならない状況がついてまわった。

せめてマッサージを受けているその数十分だけで眠れれば幸せなのだが、マッサージ師が必ずしも思った通りの所をもんでくれるとは限らず、

「もう少し右お願いします。」
「ちょっと力を抜いて下さい。」

などと指示をしなければならない。
どう説明しても解ってもらえないときには、相手の手をつかみ、
「ここです。」
と、患部に導くこともある。

五月蠅いお客だと思われようが、私にとっては、頭痛が直るかどうかの大事な時間、眠ってなんかいられない。

というわけで、一度で良いから、マッサージを受けながら眠ってみたい、と言うのが長年の夢だった。

ところが今日、そんな私の夢が思いがけず叶えられた。

連日の忙しさで、朝から疲労感に襲われていた。
特に足裏が痛く、塗り薬を塗ってはいたが思うような効き目はあらわれていなかった。
そんな私を見て、娘が足裏マッサージをしてくれるという。

マサージが始まるや否や、しびれるような心地よさが。

「うー、気持ちいい。」

と思った瞬間、もう寝てしまった。

それはそれでとても幸せだったが、あまりもすぐに寝てしまった為、マサージの心地よさを味わう暇の無かったことがちょっぴり残念に思う、我が儘な私である。
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by iwasomami | 2007-08-08 23:51

やりたい放題

以前、ダンボール紙粘土でお地蔵様を作った。

一見、可愛くて、我ながら会心の作だと思っている。

さて、それをどこに飾ろうかと思いながらも、この忙しさにかまけ、置きっぱなしにしていた。

それを見つけた義母。

「可愛いね、私以前からお地蔵様が欲しいと思っていたの。」

そう言いながら、私に断りもなく、すっかり自分の部屋に持って行く算段をしていた。

「あれれ?」
と思いながらも、そんなに気に入ってくれたのなら、まあいいか、
ちょっと嬉しくもあるしねと、部屋に運んであげた。

それから暫くして、娘が

「お母さん、ばあちゃん、あのお地蔵様にマジックで顔を描いちゃったよ。」

「えっ、だって可愛いって言っていたのに。」

「それもこけしみたいな顔にしちゃったものだから、もうお地蔵様の面影はないよ。」

「それからね。」と娘。
「幼い頃亡くなったばあちゃんの娘の写真にも眉が描いてあったよ。」

「あらら。」

「そしたら、何だか大人びた顔になっちゃって・・・」


うわー、早く見てみたい。
いったいどんなお顔になってしまったのやら、興味津々である。

そこで、私と娘の結論。

「ばあちゃんならやりかねない。」
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by iwasomami | 2007-08-06 23:45 | Family

いつの事やら

夏本番ということで、ここいわきでも連日あちこちでお祭りが開催されている。

しかし、我が家はお祭りの会場からは少し離れたところにあるので、お囃子は聞こえても、ここ数年踊りや縁日を楽しんだことはない。

勿論その間私はお留守番。

観客として少しだけお祭りを楽しんでみたいような気もするが、旅館業というのはそういうものだと思っている。

定休日が無いのも旅館業の特徴であり、これも又そういうものだと思っていて、特別不満に感じたことはない。

休みはちょっとで良い。
そのちょっとの休みが貰えたときの喜び、開放感は、多分定休日のある人の何倍もの価値があるはず。

しかし、これはあくまでも私の感覚であって、これからの世代の人には重荷になるかも知れない。

子供達が小さい頃、時代はバブルの真っ最中。
子供のことより先ず、お客様優先の毎日だった。
勿論定休日なんてものも無い。

幼い子供達はさぞかし寂しかったことだろう。

そんな中、年に一度だけ親子水入らずの時を過ごせたのが
クリスマス前後から4~5日間だけいただける休日。

その貴重な休日を私達は旅行に当てていた。
この間だけは朝から晩まで子供達とべったり暮らし、彼らの喜ぶ事だけを考えて過ごした。

勿論子供達は、大満足。
こうして一年分の愛情の不足分を補っていた。

「家族旅行が一番好き。」

こんないじらしい言葉も言ってくれていた。

そんな旅行が出来たのも、義母の理解があったなればこそと感謝している。

もしお嫁さんが来てくれたなら、私も義母に見習い、価値ある休日をあげたいと思う。
勿論私の時よりちょっと多めに。
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by iwasomami | 2007-08-05 00:27

お盆が近いこの頃

人により節約したいところが違う。
わたしの場合は、野菜などを最後まで余すことなく使い切ること。
水の流しっぱなしをしないこと等があげられる。


さて亡義父であるが、彼はとてもお洒落で、着る物にはお金に糸目を付けず、楽しんでいた。

車にしても、娯楽用品にしても、かなり良い物を使っていたように思う。
そんな義父が、ここは節約しなければならないと思っていた事。

それは鉛筆。

どんなに短くなった物でも、決して処分せず、それを2本セロテープで繋げて使っていた。

その年代の人にしては立派な体格だった義父が、背中を丸め、
コツコツと両刀使いの鉛筆を仕上げていく。

内ズラが悪く、ムスッとした表情で作業を続けている様子は、ギャップがあり、おかしかった。

それはやがて息子である主人に受け継がれ、今では私も同じ事をしている。

出来れば同じ種類の鉛筆を繋げたい。
あまり長すぎる2本を繋げると、服を汚してしまうので、ほどよい長さの物を使いたい。
セロテープは斜めに貼ってゆくのだが、途中角度を調整しないと、いつまで経っても終われないことになる。
丸い物であれば赤鉛筆と組ませるのも良いだろうが、最近赤鉛筆を使うことが少なくなってきたので、あまり作ったことはない。
そうして出来上がった何本かの新生鉛筆を並べてみると、とても嬉しくなる。

変なところが似てきましたよ、お義父さん。

先日、義父の7回忌を済ませました。
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by iwasomami | 2007-08-03 00:28 | Family

食欲とは

夕食後しばらく過ぎた頃、例によって、口寂しい病がやって来た。

娘と二人、

「何か食べたいね。」
「そうだね。」
「何が食べたいんだろうね。」
「何だろうね。」
「甘い物かな。」
「うーん、甘い物かなあ。」
「甘くない物かな。」
「そうだね。鳥軟骨みたいなものが良いかな。」

探しに行くと、奇跡的に鳥軟骨があった。

「あったね。」
「えー、すごいね。」

一口食べる。

「何か違う。」と私。
「限りなく近い。」と娘。

シャーベットを半分食べる私。やっぱりこれでもなかった。
キャラメルプリンを食べる娘。期待通りでは無かった様子。


何を食べても、「これが食べたかったんだ。」という気がしない。
結局お腹がすいていたわけではなく、頭が食べ物を要求していただけだったようだ。

それが肥満の元とばかりに、そそくさとビリーで汗をかいてみた。
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by iwasomami | 2007-08-01 00:22