お気にめすまま

ブログトップ

カテゴリ:食べ物( 47 )

良薬は口に苦すぎ

頭痛持ちの私を気遣って、主人が「CACAO99%」というチョコレートを買ってきてくれた。

箱の表書きには、
  ・ 元気のヒミツはカカオの苦味
  ・ 健康とおいしさを考えた大人のチョコレート
  ・ 一箱でポリフェノール1700㎎
  ・ 非常に苦いチョコレートです
  ・ お口で少しずつ溶かしながら、又は甘い飲み物と一緒に召し上がることをお勧め致します

と詳しく書いてあった。
しかし、そんな細かいことは気にもせず、従って一切読むこと無しに、箱を開けた。

ビターチョコに比べて、ずいぶん黒い、というより真っ黒だ。
もともとビターチョコが嫌いなので、その味にはまったく期待していなかった。
一気に口へ。
そして、普段通りにカミカミして食べようとした。

・・・・わー、ヒドイ、酷すぎる。
慌てて飲み込んだが、への字になった口が元に戻らない。
「健康とおいしさを考えた大人のチョコ」だって?
ど~こ~があ?
こんな物をチョコレートだなんて言って良いのか?
不味さを通り越して腹立たしくさえある。


ということで、従業員のみんなにも、味わってもらうことにした。
その時の実況中継です。

「フニャ」(口が曲がる音)

「・・・苦」

「飲み込めない」

「入っていかない」

「毒だって言ってる、体が」
[PR]
by iwasomami | 2007-02-10 23:18 | 食べ物

ゼリー

ゼリー菓子が苦手である。
砂糖をまぶした色鮮やかな堅めのものが特にダメ。

コーヒーゼリーなどは大好物の部類に入るのに、その親戚筋にあたるそんなゼリーが食べられない。

何となく口寂しくなった昨晩、頂戴したばかりの包みを開けてみる。
有名デパートの包装紙にくるまれていたそれは、きっと私の期待を裏切らないはず。

包装紙を開くと、丁寧にも菓子箱が別の厚紙に帯状にくるまれている。
なんという期待を持たせる演出だろう。
ときめく胸。
はやる心を抑えつつその厚紙を取り去る。
そこから現れたのは、高級な対のコーヒーカップでも入っていそうな白くコーティングされた箱。

金色で書かれた文字が一層高級感を与える。
やはり金色のシールを爪で破る。
いよいよその時が来た。

おもむろに蓋を開ける。
ここでまさかのフェイントをかけられた。
箱の中に、半透明の薄紙が。
中が見えない。
菓子折に、こうもじらされるとは思ってもいなかった。

薄紙を通して、何やらカラフルな色が見える。
ちょっと嫌な予感がした。
おそるおそるその薄紙を剥ぐ。

ああ、やっぱり。
昔から悪い予感はよく当たる。
ゼリーじゃないか。

この時、胃に与えられたショックは相当なものがある。
てっきりクッキーなどの類だろうと期待していた胃。
それが見事に裏切られ、やり場のない失望感にうちひしがれた胃。

その胃をなだめつつ、もしかしたら好みが変わっているかも知れないと、思い切って一つを手に取り、端の方を2ミリほど噛んでみる。
果汁はたっぷり入ってはいるようだが、ゼリーはゼリーだった。

こんなに綺麗で美味しそうな物が嫌いな自分が、ちょっぴり不幸だと感じた夜。
[PR]
by iwasomami | 2007-02-03 01:36 | 食べ物

昨今の我が家の食事事情

新年会の時節柄、夕食時に主人が居ないことが多い。
そんな時の私の食生活は大変乱れている。
ましてや義母までにも夕食が要らないと言われると。

たとえば今日の夕食。

4:00 義妹からの差し入れの鳥の手羽先唐揚げを1本。
5:00 花豆を10個。
6:00 大きな梅干しを入れた昆布茶をカップ一杯。
7:00 アメリカンのお湯割り状態のコーヒーを一杯。
8:00 ジャガイモ大一個分ほどのジャーマンポテト。
9:00 野菜これ一本を一パック。
10:00ボリュウムのあるクッキーを一枚、
11:00再び梅干し入り昆布茶を今飲んでいる。

我ながら酷い。とても夕食とは言えない。
というか夕食と間食の区別が全くついていない。
カロリー的にはどうか知らないが、常に満腹状態が続いているのに、決して満足感はない。

やはり食事というものは、空腹を感じてからとるべきものだとしみじみ思う。
また、一回の食事の量をある程度まとまってとらないと、今日のようにいつまでもだらだら食べてしまう事になる。

反省の意味を込めて、恥ずかしながらも、だらけた食事の内容を書いてみた。
明日からは真面目な食生活をおくれるよう努力したい。
と思った矢先、明日も主人が新年会に出席するらしいということを知った。

私の食生活の乱れもさることながら、主人のカロリーのとりすぎにも非常に危機感を覚える。
[PR]
by iwasomami | 2007-01-30 23:41 | 食べ物

酔ってみたい

商売柄、酔っぱらっている人と接する機会が多い。

かく言う私の父も、生前はお酒が大好きだった。
それも父の場合、酔うと気むずかしくなるタイプだったので、そんな時は、一目散に部屋に逃げてしまうのが常だった。

その後遺症か、若い頃は酔っている人が恐ろしくて、側に寄ることが出来なかった。

そんな私が旅館業、人生って解らないものだ。

この年になるまで、アルコールの味が解らない。
美味しそうに飲んでいる人を横目に、飲みたくもないウーロン茶などを飲んでごまかしている。
これってとても不幸なことだと思う。
人生の快楽の一つを楽しむことが出来ないのだから。

こんな事ではいけないと、かつて二度ほど深酒に挑戦してみたことがある。
一度はウイスキーをグラスで1杯。
二度目はワインをミニサイズの半分ほど。
結果、どちらも最悪な朝を迎えるはめになった。

私が期待していたのは、飲み過ぎた翌日、
「ねえ、私昨日何かしなかった?どうやって家に帰ったのか解らないの。」というシュチュエーション。

ところが現実は、飲んでいる時はひたすら息苦しく、翌日は、頭痛と吐き気に苛まれるという、良いとこなしの長い一日が待っているだけだった。

もう同じ過ちは起こすまいと思ってはいるが、どんな風に美味しいのか、酔うとどう気持ちが良くなるのか、経験してみたい気持ちはまだある。

快楽だけを味わえる、そんなお酒はないものだろうか。
[PR]
by iwasomami | 2007-01-18 23:54 | 食べ物

本能

今日主人は、スパリゾートハワイアンズでの新年会に出かけていた。

そして、お土産を手に先ほど帰ってきた。
興味津々その中を覗いてみると、灰色の得体の知れないものが入った袋があった。

手にとってみるとやけに軽い。
色といい、形といい、その軽さといい、とっさに今流行の炭でできている軽石か?と思った。

ところがそれはれっきとした焼き菓子だった。
常磐炭砿の石炭をイメージに最近開発されたお菓子で、予想通り、中には竹炭が使用されていると、書いてあった。
食べてみると、ふわっとした舌触りで、どことなく郷愁をそそられる味だった。


その袋の中に、もう一つおまけのように小さな袋があり、そこには何の説明書きもなかった。
中には、濃いグレーの艶なしの個体が二本。
あちこちにヒビが入っていて、所々に白っぽい欠けた豆のようなものが見え隠れしている。
長さ3㎝、直系1㎝。
不規則に少し曲がっている。
まことに言いにくいが、まるで何日か前から道ばたに置き去りにされている、犬のウンチそのもの。

頭では食べ物だと思っていても、目と心がウンチだと告げている。
おそるおそる臭いをかいでみた。
やはりウンチではないらしい。
では食べてみようかと、端の方を少しだけかじってみる。
ん?いけるかも。
その後は一気に口の中へ。

これって動物が得体の知れないものを口にす時のやり方と同じだ。
先ず、目で確認し、臭いをかぐ。
ちょっとかじってみて、一気に食べる。


人間も動物なんだと、しみじみ感じた瞬間だった。
[PR]
by iwasomami | 2007-01-13 00:00 | 食べ物

祝 全快 

一昨日から、夫婦そろって風邪をひいたようで、二人とも食欲がない。

私だけならまだしも、あの主人の口から、食べたくない、なんて言葉を聞いたのは、何年ぶりだろう。
よほど辛かったに違いない。

そんなわけで、ここ二日間ずっとお粥のお世話になっていた。
幸いなことに、我が家では、お客様に毎日朝がゆをお出ししており、たっぷり時間をかけているだけあって、とてもおいしい。
そのお粥を食べているものだから、飽きることなく続けることが出来た。

その間、一度だけ牡蠣の牛乳粥を作ろうとしたが、具を煮込み、いざご飯を入れようとする段階で、ギブアップしてしまった。
臭いがダメだった。

今日になって、幾分楽になってきたので、二人でその牛乳がゆを食べてみた。
美味しいとは思うが、まだ頭の一部が受け付けない。
主人も同じだったようで、
「やっぱりまだだな。」
と少し辛そうだった。

ところが、その舌の根も乾かぬうちに、ちょっと買い物に出かけ、買ってきた物は、チョコレートとヨーグルト、杏仁豆腐。
「病気は食べて直す。」
という誠に都合が良い療法に切り替えたようだ。

そう言う私も、杏仁豆腐か、ちょっと食べてみようかな、という気持ちになってきた。

そして、ついさっき、主人が全快宣言をした。
「外に出たら、焼き肉の臭いがしてた。ふと、美味そうだなと思ったから、全快だ。」

ひょっとしたら、我が家の明日の夕食は焼き肉かもしれない。
[PR]
by iwasomami | 2006-12-13 23:48 | 食べ物

予想以上

ちょっとした用事で、主人と出かけた。
時間もあまりなかったので、簡単に素早く昼食ができる店はないかと探していたところ、丁度回転寿司の看板が目に入り、そこに決めた。

そう言えば回転寿司に入ったのは、何年振りだろう、子供達と利用して以来だから、5年振りぐらいになるかもしれない。

常々回転寿司のネタは、値段が値段なのでそれほど期待はしていない。
しかし、いざ席に着いてみると、そこは種類もたくさんあり、見た目もそこそこで、値段のわりにかなり頑張っていると感じられた。
だが、そこまで納得していても、最後までおいしいと感じることができなかった。

安いネタだから、という訳ではない。
たとえば、鯖でも鰯でも高いネタより好きなネタはたくさんある。

結局新鮮さが足りなかったのだと思う。
正直なもので、冷凍技術が悪かったり、活きが下がると、そのものの味がなくなる。
たぶんそういうことなのだろう。

極めつけは馬刺し寿司。これでフニッシュにしようと選んだものだった。
口に入れた瞬間生臭さが口いっぱいに広がった。
失敗したと思ったが、つい勢いで飲み込んでしまった。
さあ、困った、この気持ち悪さを何としよう。
別な物で口を締めようにも、お腹がいっぱいで、できればもう食べたくない

そんな時、大好きなアボガドが乗った寿司が回ってきた。
急いで手に取りアボガドだけを口に。
ん?何だこれは。
アボガドとは似ても似つかない、共通するのはどちらも緑色ということだけの奇妙な味だった。

ああつらい、又何か食べなくちゃ、お腹いっぱいなのに。

結局大量のガリを食べ、お茶で口を清めることで、なんとか立ち直ることが出来た。

新鮮な魚がふんだんにある土地に生まれたことを、つくづく幸せに感じた今日の昼食だった。
[PR]
by iwasomami | 2006-12-08 00:00 | 食べ物

似て非なるもの

いわきの冬の味覚と言えば、知る人ぞ知る鮟鱇鍋だろう。
よく、西の河豚、東の鮟鱇といわれるが、私は断然鮟鱇が好きだ。

鮟肝をたっぷり溶かした味噌仕立ての鍋は、こくがありまさに鍋物の王様だと思っている。

ところが今年は鮟鱇の値が非常に高く、お客様にはお出し出来ても、家庭ではなかなか口に入らない。

そんな折りもおり、棚の片隅からフォアグラの缶詰が出てきた。
説明書きを読んでみると、ペースト状になっており、食べ方としては、パンに塗るか、クラッカーに塗って食べると美味しいらしい。

しかし、どちらの食べ方も、何となく好みに合わないような気がし、思い切って、和風料理にアレンジしてみることにした。
鮟肝もフォアグラも、同じ肝だろうとの安易な思いつきに外ならなかった。

鮟鱇鍋と同じ要領で、作ってみた。
そして味見を。
うん、おいしい。あっでも待てよ、何か臭い。
スープがノドを通り過ぎた時に、ふっと動物臭さが鼻につく。
この臭さを消すには、味噌だろうと、味噌を足してみる。
すると、少し、しょっぱい。牛乳を入れてみる。
だめだ、これでも臭みがとれない。
しからば、具で勝負だ。
大根と葱を多めに入れてみる。
すこしはましになってきたが、まだ臭う。
味は良いのに、臭いが取れない。
だったら、醤油か。
しょっぱくなった。牛乳を足す。
何がなんだか解らなくなってきた。

まあいいや、今日はこのフォアグラ鍋で勘弁してもらおう。

主人には何の鍋か言わないで食べてもらった。
「うまい。鮟鱇鍋みたい。」
良かった。

私はといえば、味見をしすぎて、まるでつわり状態だったので、ほとんどパス。

ブログを書いている今も、思い出すと気持ちが悪い。

やはり、食べ慣れた味が良い。
[PR]
by iwasomami | 2006-11-06 23:36 | 食べ物

母の味

未だかつて、もんじゃ焼きという物を食べた事がなかった。
いや、正確に言えば幼い頃、いつももんじゃ焼きを食べていた。
しかしそのもんじゃ焼きは、世間一般に言われるものと微妙に違う事に気づいたのは、何時の頃だったか。

それ以来、いつかはきっとその正体を暴いてみせる、と思い続けてきた。(それほどの事でもないけどね)

そしてついに今日、その時がやってきた。

その結果、正当派もんじゃ焼きを極シンプルにしたものが思い出のもんじゃ焼きだと判明した。
マイもんじゃ焼きの具は、刻み葱と、桜エビだけ、味付けは塩のみという、具も味付けも普段着の感じ。
其れと比較すると、正当派もんじゃは、ちょっとおしゃれ着感覚。

そういえば、すき焼きにジャガイモが入っていないと、気づいたのは20才のころだった。
肉の代わりに、ちくわが入ったカレーもありだと、信じて疑わなかった頃もあった。

昔は総じて貧しかったのかもしれない。
それを美味しいと思わせた母は、ひょっとしたら偉大だったと言うべきか。

それにしても、今日のもんじゃ焼きは美味だったが、量が少なすぎて、やや不満。
今度は、自分なりのもんじゃ焼きを極めたい。
[PR]
by iwasomami | 2006-10-04 23:24 | 食べ物

帳尻あわせ

ちょっとしたお付き合で、今日の昼食はステーキだった。
わりあい本格的なお店で、目の前で焼いたものを頂けるというもの。
検査以来、ステーキという名前すら口にすることがなかった私にとって、それは禁断の味だった。

美味しすぎる。

ポテトの冷スープで始まり、生野菜の山芋ドレッシングかけ、、ヒレステーキ、肉汁のたっぷりかかったご飯、デザート、&エスプレッソコーヒー。

日頃の節制を頭の片隅に追いやりながら、すっかり堪能してしまった。

それにしても、何とコレステロールの多いメニューだったことか。
目の前で料理しているので、美味しいものがいかにコレステロールを多く含んでいるかが一目瞭然だった。

ああ、そんなに油をひかなくても良いのに、ラードの代わりに[チューブでバター1/3]を使って欲しいなとか、コーヒーはアメリカンのお湯割が良かったのに、なんていろんな事を考えてしまった。

でもまあ、たまには良いか。

そんなわけで、今日の夕食は、日本そばの納豆たたき和えですませました・・・とさ。
めでたし、めでたし。
[PR]
by iwasomami | 2006-08-26 23:43 | 食べ物