お気にめすまま

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カテゴリ:旅館の話( 36 )

感動した

10日間の予定で、某大学の野球部員達40人がお泊まりしている。
一年で最も忙しいこの時期に、これほど長期でしかも大勢の学生を受け入れたのは初めてだった。
どうなることかと心配していたが、とてもスムーズに事が運んでいる(と思っている)。
と言うのも、感動的なほど素晴らしい学生達ばかりだから。正直、彼らに助けられている部分は大きい。
素直で明るくて、スポーツマンで、賢くて、etc, いくら褒めても褒め足りない。
今日で丁度半分が過ぎてところだが、お帰りになった後は、きっと寂しくなることだろう。
彼らにもそう思ってもらえるよう、頑張らなくちゃ。


それにしても今時の若者の顔の小ささには驚かされる。
背も高い人が多いので、そんな学生と話をしていると、顔がとても遠くに見える。
そのせいか顔が覚えられない。みんな同じに見える。
たまに覚えた人は、心なしか少々顔が大きいような気がする。
その意味では、これからの時代、顔が大きいという事は、相手にインパクトを与えられて得なのかもしれない。
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by iwasomami | 2006-08-14 00:14 | 旅館の話

正しい夏の過ごし方

近所の足湯で、今年もお祭り広場が開催される。
8月9日から16日までの予定。
予定表を見てみると、ゲームコーナー、縁日などの他に、スイカ早食い競争、ラムネ早飲み競争、かき氷早食い競争、といった文字通り早い者勝ち的なコーナーもあるらしい。
ラムネやかき氷は判定がはっきりしているが、スイカの場合、どの時点でフィニッシュとするのかが難しい。 いっそのこと、しましまの部分も全部食べ終わるまで、としたらいかがだろう。
そういえば昔、スイカの種を食べるとへそから芽が出ると言われ、間違って食べようものなら、心配でそれとなくへそのあたりを確認したものだった。

もう一つの目玉として、いわきの風物詩「じゃんがら念仏踊り」が披露される。
鉦や太鼓をたたきながら踊るもので、哀愁を帯びたじゃんがらの音が聞こえてくると、じっとはしておれず、仕事の合間を縫って必ず見に行く、それくらいすばらしいものだと思っている。
沖縄のエイサーはこの流れをくむのもである。

浴衣を着て縁日に、これが正しい日本の夏の過ごし方ではないだろうか。
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by iwasomami | 2006-08-01 00:30 | 旅館の話

我が町の自慢

皆さん、スパリゾートハワイアンズをご存じですか。
常磐ハワイアンセンターという名で、40年ほど前にオープンして以来、廃れることなく、ますます盛んに頑張っています。しかもディズニーランドと違って、日本オリジナルのテーマパークです。
新しいテーマパークが出来ては消える昨今、これは素晴らしい事だと思いませんか。
常磐炭坑の閉山が決まり、ややもすると家族が離散してしまい、町が廃れてしまう、という危機を回避させたのが、ハワイアンズだったのです。
炭坑で働く人のみならず、その家族までも従業員として雇い入れたところに、初代社長のすごさがあります。


そんなハワイアンズが「フラガール」という映画になり、9月中旬に公開されます。
ハンカチ3枚は用意した方が良いと聞いてます。
因みに主人は男の意地で3枚分の涙は流さなかったものの、たっぷり1枚は泣かされたようです。

最近、同じ炭坑の町だった夕張市が財政危機に陥ったそうですが、いわきは豊富な温泉があったことも影響して、元気で頑張っています。
この夏はぜひ、遊びに来てみてください。

今日は夏休み中ということで、いわきの代表スパリゾートハワイアンズのコマーシャルをさせていただきましたが、お泊まりはもちろん岩惣でね。



フラガール 公式ホームページ フラガール


私の旅館 心やらぐ味の宿 岩惣


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by iwasomami | 2006-07-25 20:31 | 旅館の話

成せばなる

今日も雨です。
毎日毎日よく降り続きますね。
各地では大きな被害が出ていると聞く度に、本当にお気の毒でなりません。

ところで、我が家でもささやかですが、雨の被害に見舞われました。
一月ほど前、2階の宴会場に雨漏りがして、しばらく宴会場が使えなくなりました。
その上が3階の庭園になっている為、原因の場所を特定するのが非常に難しく、専門家には、植木や土を全部取り払い、防水工事をし直さなければならない、と言われましたが、時期や予算を考えると、今とてもそんなことはしていられません。
こうなったら自力でなんとかしなければと、まず、屋根裏に上がり、雨漏りの場所を確かめ、とりあえず天井の上に、大きなバケツを置き、宴会場に水が落ちることだけは防ぎました。
さあいよいよ問題の庭園です。
とは言っても全く見当がつきません。専門家にさえサジを投げられているんですから。
ところが、そこが私の運の良いところで、丁度その時入っていた植木屋さんの
「こんなに水はけの悪い庭園は初めてだ。」
の一言で、もしやと思い、砂利の下のブロックを外してみたところ、どっと水が流れたではありませんか。
それからは、主人や従業員さん達の手を借りて、次々にブロックを外し、その穴に入り込んでいた土や根を取り払い、もとに戻す、という作業を何日も続けました。
その間、雨が降る度に天井裏に入り、バケツの中を点検するのですが、なかなか効果が出なく、正直、無駄な事をしているのでは、という思いにかられたことが何度もありました。
でも今、自分に出来ることはそれしかなかったんです。
庭園の仕事が全部終わり、後は大雨を待つばかりです。
そしてとうとう大雨が降り、見事に、雨漏りは直りました。

専門家が驚いていましたが、結局、庭師の経験と、お客様に迷惑はかけられないという私達の執念の勝利だと思っています。

今日は少し自慢話のようになってしまいましたが、こう雨ばかり続くと、直っていなかった事を考え、本当に頑張ってよかったな~としみじみ思います。
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by iwasomami | 2006-07-25 00:19 | 旅館の話

長い一日

今日は朝から偏頭痛がおきていたが、胃カメラ検査の予定があったので、無理をして出かけた。
偏頭痛の時は普段でも食欲がないのに、胃カメラのような大物はなおさら辛い。
ちょうど検査の頃に、頭痛が最高潮に達し、カメラを入れられた時に吐き気がしてきた。
「まずい、このままでは吐いてしまう。」
と思ったが、映像には空っぽの私の胃が映し出されており、ある意味安心した。

夕方まで寝ていたが、お客様の入り込み時間に合わせて起き出した。しかし非常に気分が悪い。
そんな時一本のTELが入った。
いきなり英語だった。
スペインのエージェントからの予約のTELで、FAXで詳細を知らせる、との内容だったが、待てど暮らせどFAXが届かない。
仕方がないので相手先にファックスをしてみるとやっとの事で、連絡がついた。
すぐに返事が欲しいとのことだったので、辞書を片手に悪戦苦闘だった。
何とか書き終え、ふとファックスを見直すと、そこには我が家とは違う旅館の名前が・・・
張りつめた気分が一瞬にしてとぎれた。
でも、この間に、私の頭痛はすっかり治ってしまった。

「病は気から」これを私の座右の銘にしよう。
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by iwasomami | 2006-07-20 23:55 | 旅館の話

憧れ

昨日可愛いおばあちゃんが、御家族とmy旅館にお泊まりした。お年は92歳。少々腰が曲がってはいるものの、とても元気な方だった。
車の乗り降りに、私が手を差し出すと、自然に手を握ってくれて、ふと亡くなったばーちゃんを思い出した。
そう思ってよく見ると、どことなく顔も似ている。
そうお伝えすると、「そーか、そーか」との御返事、それがまたそっくり。
趣味がカラオケで、教室にも通っているらしい。
「得意な歌は?」と尋ねると、即「人生これから」という答えが返ってきた。
娘さん夫婦に連れてきてもらったことが、とても嬉しかったらしく、しきりに「幸せだ、幸せだ。」と繰り返していた。
お帰りになる時も、「こんな良いとこは無え、また来年も来っからね。」とおっしゃるので、「来年も、再来年も、百歳になってもずーと来て下さいね。」と答えたら、「百歳なんて、あっという間だよ、百歳すぎても来っからね。」とのお言葉。
脱帽です。
自然体で、笑顔が可愛く、機転が利いていて、前向きな、そういうばーちゃんに私もなりたい。
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by iwasomami | 2006-07-12 20:00 | 旅館の話