お気にめすまま

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2008年 03月 05日 ( 1 )

我慢比べ

どちらかといえば物を大事にする方だと思う。

そしてその性格は、電化製品に於いて特に顕著になる。
多少壊れていようが、使える物はとことん使う。

ましてや、新製品が出たからといって、即座に買い換えようなどという気は全くない。

ところが、そんな私もさすがにもてあまし気味な物がある。

今までかわいがってきたmy掃除機。

シンプルで、小回りが利き、尚かつ肩ひもが付いているタイプを、との私の要望を全てクリアーした優れものだった。

それを買ったのはいつの事だったろう。
ややもすると20年近く昔になるかもしれない。

取り外しの出来ないブラインドの埃を取る為に、購入したと記憶している。

健気にもその要望に良く答えてくれていた。
勿論、通常の掃除にも、大いにその能力を発揮していたものだった。

ところがいつの頃からか、その掃除機に対し、ある不信を覚えるようになってきた。

明らかにそこにあるゴミが吸引されてない。
掃除機を動かすたびに右に左に行ったり来たり。

仕方なくノズルをそのゴミに対し、集中的にあててみると何とか吸い取れる。

中を覗いてみると、勿論の事吸い取られたゴミ達が入っている。
全く機能していないわけでもないようだ。

仕方がない。
これからは念入りにゆっくりと掃除機をかける事にしよう。

そう思っていた矢先に大嵐がやって来た。

自動ドアの隙間から枯葉が入り込む。

例によって吸い込みの悪い掃除機を手に、早速掃除に取りかかる。

頑張れ、頑張れ、キミは掃除機だろう?
何度そう励ました事か。

しかし、あまりの効率の悪さに、吸引口をのぞき込むと、そこには、吸い込む事が出来なかった枯葉が二十三重に重なり合ってすっかり口を塞いでいた。

なんと不甲斐ない奴なんだ。
さすがの私も堪忍袋の緒が・・・・切れそうになったけれど、仕方がないなあと呟きながら、手でその枯葉を取り除き、箒とちりとりで掃除を終えた。

そしてその役立たずの掃除機を、捨てることなくいつもの場所にそっと仕舞ったのであった。

これからは、その掃除機に合ったゴミを吸い込むだけに使用すればまだ使える。

ちなみにこれはケチとは違い、愛着だと思っていただきたい。
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by iwasomami | 2008-03-05 00:18