お気にめすまま

ブログトップ

2007年 12月 17日 ( 1 )

いわき弁

「つっぺった」か、「つっぱいった」か、あるいは「つっぱえった」かもしれないが、私自身どれが正しい「いわき」の方言なのか定かではない。

それほど死語に近い言葉の一つとなっている。
しかし、その言葉を標準語で言い表す言葉がわからない。

一言で言えば、水のような所に入ることを意味しているが、実際には少しニュアンスが違い、入る気が無かったのに、つい間違って入ってしまった様子、とでも言おうか。

私は、過去に於いて、四度「つっぱいった」ことがある。

一度は昔の田舎ならどこの畑にもあった、「肥だめ」。
プライドの為に言うが、片足だけだった。

たかが片足とは言え、そこに入ってしまったという事は、子供心にたいへんなショックであった。

しかもその臭さといったら、洗っても洗っても落ちず、泣きたくなるほどだった。

しかし後に、同じ体験を持つ人が何人かいると知り、ようやくその屈辱から立ち直る事ができた。

二度目は未遂であったが、もし、それがそうでなかったら、今頃私はここには居ないはず。

雨の日、車で埠頭に出かけたときのこと。
埠頭の先端には幅30㎝ほどの溝が有り、そこに脱輪してしまったのだ。

海猫の姿に見とれ、埠頭を走っている事を失念してしまった結果である。

脱輪したから良かったものの、もしその溝が無かったら、車ごと海に落ちていた。
そして、翌日の新聞には引き上げられる車の写真が載り、自殺か、事故か、あるいは事件か、なんて記事と共に、私の顔写真が写っていた筈だった。

そして、三度目と、四度目はどちらもお風呂。
その四度目は、まさに今日起きた。

お風呂の窓ふきをしている際の出来事だった。

かつて三脚から落ちた時のことを書いた事があるが、その時と同じ、落ちきるまでの時間の長く感じる事。

先ず、右足が温かくなった。
「何だ?落ちたのか?今なら間に合う。左足で支え早く右足をあげるんだ。」
頭が指令を出す。

ところが頼みの綱の左足も、下ろした所はお湯の中。
「あ~、左足よ、お前もか。」

そして私はお風呂に「つっぱいった」。
[PR]
by iwasomami | 2007-12-17 23:56