お気にめすまま

ブログトップ

2007年 11月 17日 ( 1 )

「頑張って」その一言で頑張れる

ひょんな事から、電話帳よりアトランダムに選び出されたお宅にTELをせよ、との任務を受けた。

ガランとした会議室のような所に私と電話だけがある。
決められた時間は1時間。
話す内容は予め決められている。
「○○様のお宅ですか?お忙しいところ申し訳ございません。私・・・・どうぞよろしくお願い致します。」

さっそく仕事にかかる。
・・・出ない。

それから何本かかけてみたが留守宅ばかり。
そうか、この時間は家にいる人の方が少ないかも知れないわ。
そんな気のゆるみが訪れた頃、出た!

「○○様のお宅ですか?お忙しいところ申し訳ございません。私・・・。」
・・・切られた。

「○○様のお宅ですか?お忙しいところ申し訳ございません。私・・・。」
「ああ、今若い人がいないから、私では解らない。」ガチャン。

何故か同じぐらいのタイミングで切られてしまう。
さて、どうしたモンだろう。
このままでは誰にも話を聞いて貰えぬママ終わってしまう。

そこで作戦を変えてみた。
「○○様のお宅ですか?私・・・(用件)お忙しいところ申し訳ございませんでした。」

話の順番を変えただけなのに、それ以後はなんとか最後まで話を聞いて貰えるようになった。

もちろんしぶしぶ聞いているような人もいるが、何人かの人からは、
「解りました。頑張って下さい。」
なんてエールまで頂戴した。

なんていい人なんだ。
思わず、「ありがとうございます。」と心の底からのお礼を言い、電話を切ったが、こんな優しい方のお顔が見たくなった。

思っていた以上に電話は性格が出るものだ。

結局約50軒かけたが、70パーセントは留守だった。
そして、誰一人として、
「はい、○○です。」
と名乗った人はいなかった。

私が子供の頃、電話を受ける時は、先ず自分の姓を名乗りなさいと教わったが、この頃では、自らそんな情報を流すのはあまりにも物騒だ、ということか。

あっという間の1時間だったが、なかなか良い経験をさせてもらった。
[PR]
by iwasomami | 2007-11-17 23:51