お気にめすまま

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2007年 05月 08日 ( 1 )

居候

口の中に一粒のゴマがあった。
いつから共存していたのだろう。

今日の夕食から始まって、昼食、朝食とずっと遡ってみたが、ゴマの入ったものを食べた記憶がない。
腑に落ちないまま暫し考えた。

その時、昨日ゴマおにぎりを食べたことを思い出した。
ここ一週間ばかり続いた暴食がたたり、胃腸の具合が悪く、主人が留守なのを良い事に、おにぎりだけで済ませたんだっけ。

それにしても、その間、何度となく歯を磨いたはずなのに、一体どこに隠れていたのだろう。
ゴマというものに意志があれば、ハブラシがやって来たときに、あちこち逃げ回るということもあろうが、相手はしょせんゴマ。

よほど運の良いヤツなのだろう。
もっとも、歯磨き粉と一緒に流されたとしても、はたしてそれが運が悪いと決めつけられるものではないが、なぜか、こうして足かけ二日間共に暮らしてみると、特別のゴマであるような気がして、愛着すら覚える。

そんなゴマに敬意を払い、そっと噛みしめてみた。
一瞬口の中にゴマの風味が広がった。

ゴマは偉い。
こんなに時が過ぎても、ゴマ本来の働きをしっかり果たしてくれたのだから。

なんて言ってる場合じゃない。
今度からは尚一層の注意を払い、歯磨きをしなければ。
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by iwasomami | 2007-05-08 23:37 | 食べ物