2008年 04月 29日
既読感
過去に一度読んだことのある本を、再び買った経験をお持ちの人は結構多いだろう。
途中まで読んでからそのことに気づき、地団駄を踏むことになる。 購入時に必ず作者の紹介とあらすじは欠かさずチェックしているにも拘わらず、よほどその題名が魅力的だったのか、あるいは逆に全くインパクトの無い題名だったのか定かではないが、私の場合、最高3度同じ本を買ったことがある。 シャクなので、本棚に3冊まとめて並べておいた。 ある短編集を買った。 どの作品も面白く、我を忘れあっという間に読み終えた。 読後じんわりと余韻に浸れるものはそうはない。 まさにそんな感じで一時その世界に浸かっていると、何やら不思議な感覚に襲われた。 最後の一編がどうも昔読んだ様な気がしてきた。 そう言えばその前の作品も、いや待てよよく考えるとそのまた前の作品も読んだことがあるような。 はっきりとは言い切れないが、心のどこかであらすじを知っていたような変な感覚である。 もしや読んだということすら忘れてしまったのか。 それも全編全て。 それはまずいだろう。 今はただ、これがデジャヴでありますようにと祈るばかりである。
by iwasomami
| 2008-04-29 23:42
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