お気にめすまま

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思いがけない贈り物

娘の知人から、「たまたま」を頂いた。

このネーミングから、それがきんかんである、と解った方はそうはいないだろう。

そう、きんかんなのである。
宮崎産完熟きんかん。

化粧箱に綺麗に並べられた「たまたま」は美しく、思わずすっと手が出そうになった。

「あっ、お母さん、このきんかんは生で食べるんだって。」

「あら、そうなの、危なかった。煮ちゃうところだったわ。」

「それからね、これってとっても高価なもので、1個500円ぐらいするらしいよ。」

「へえ~、そうなの。」

そんなに高価なものなら、そうそう迂闊には手が出せない。

しかし、きんかんは私の大好物であるし。

おずおずと手を出し、1個噛んでみる。
うん、甘い。
普通のきんかんに比べ、苦味が少なく食べやすい。

普通だったらあっという間に食べてしまうところだが、なにせ値段が値段だけに、皆牽制しあって、なかなか手が出ない。

だが、所詮は柑橘類。
新鮮な内に食べてしまった方が美味しいに決まっている。

そう思い直してからは、ありがたく頂いてしまう事にした。

そんな私の心とは裏腹に、今だ「高価」という呪文から抜け切れていない娘が、
「お母さん食べる?」
と半分にしたきんかんを差し出した。

「いや、いい。私はもう2000円分食べたから。」

それを聞いた娘、気持ちを入れ替えて食べ始めた。

ごちそうさまでした。
箱の中にはまだ3000円分のきんかんが残っています。
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by iwasomami | 2008-02-21 23:40 | 食べ物