2007年 10月 17日
三つ子の魂100まで
私が初めて読んだ本は、確か「秘密の花園」だったと思う。
読書好きな父が、何かの折に買ってきてくれたもので、すっかり虜になってしまった。 夜中に聞こえてくる泣きき声から、その家の秘密を突きとめたり、花園を探し出す部分など、ワクワクしながら読んだものだった。 その後も、私に同じDNAを感じ嬉しくなったのか、父のプレゼントはいつも本だった。 その中に「家なき娘」がある。 「家なき子」と比べ、知名度は少ないが、私にとっては大のお気にいりとなった。 両親を亡くした13才の娘が、大金持ちの祖父に認めてもらい、やがて一緒に暮らすというストーリーであるが、そこに至るまでの苦労話が好きだった。 空き家を見つけ、たった一人でそこで暮らす。 足りない物は自分でなんでも作ってしまい、それを苦労だとは感じさせない、そんな姿に憧れた。 その後も、女の子にありがちなシンデレラストーリー的な物語には目もくれず、15少年漂流記、ロビンソン、家族ロビンソンなど、ひたすら冒険物を追い求めていたような気がする。 その共通するものは、何もないところから、創意工夫して生活し、やがて幸せになる、というところか。 そんな子供の頃の影響からか、今でもちょっと何かが不足している、そんな緊張感が好きである。
by iwasomami
| 2007-10-17 23:45
|
カテゴリ
以前の記事
2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 おすすめブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|