お気にめすまま

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老後の楽しみ

まったく蜘蛛ってヤツは。

どうしてこんなに働き者なんだ?
朝掃除をし油断していると、まるでそんな私をあざ笑うかのように、夕方には同じ処に蜘蛛の巣が。

勿論蜘蛛の巣を払っただけで肝心の蜘蛛を退治しなかったこちらにも落ち度はあるが、なにも同じ処に作ることはないだろう。

しゃくに障って取り除こうとしたが、それはまだ未完成だった。

「ほう、ここから始まるのか。」
張り方は様々だと言うが、私が見たそれは五角形で、その中心から放射状にそれぞれの角に伸びているだけで、まだぐるぐる状にはなっていなかった。
出来ることなら最初の一筋から見てみたかった。

それにしてもその作り方をどうして習得したのか。
どんな形にすると餌が採りやすいのか、教わったモノなのか、本能なのか。
種類によってその形が決まっているとしたら、何とも神秘的ではないか。

そんなことを考えながら、ちょっと見とれてしまった。
私に狙われていると知ってか知らずか、一心不乱に働いている。
忌々しい奴め、という気持ちが徐々に、健気な奴め、と言うふうに変わってきた。
出来ることなら完成まで見届けたいところだったが、それは老後の楽しみにとっておくことにし、とりあえずは処分した。
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by iwasomami | 2007-10-14 00:03