お気にめすまま

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満月祭

入遠野という町で開催された「満月祭」に行ってきた。

好奇心もさることながら、もしやお客様をお連れ出来たら、喜んで頂けるかもとの、ある意味視察的気分でのお出かけだった。

pm6:30出発。車で走ること20分。
町の入口からシャトルバスが出ているらしく、バス停には予想以上の人達が列を成していた。
ちょっと期待感が高まる。

現場に近づくに連れ、道路の両側に、手作りと思われる灯籠が並び、そこには一つ一つ手書きの句が書かれていた。

その大通り(?)から小道に入る。
一気に道幅2mほどの農道になり、やはり両側に今度は地元の子供達が書いた絵がかいてある灯籠が置いてある。

周りは何にもない。
ただ、灯籠の道が延々と続いているだけ。
残念ながら今日はお月様が出ていなかったが、かえって久しぶりに夜の暗さを味わうことができた。
周りにはたくさんの人達が歩いているが、暗くてやっとシルエットだけが見える程度だ。

暫く歩くと竹篭の実演販売や、包丁研ぎ屋が店を出している。
その他にも色々な店があったが、どの店先も手作りの灯りだけなので、よく見えない。
生憎急いでいたのでさっと通り過ぎてしまったが、時間があればもっとじっくり見て歩きたかった。

そして着いたところは小さなお寺。
その境内で「篠笛コンサート」が始まるという。
こんな狭いお寺によくもこれだけの人が集まったモノだと感心するぐらいの大層な人出だった。

ふと気づくと皆長袖、上着といういでたちで、私のように真夏の延長のような格好出来ている人は誰もいず、今更のように、もう秋なんだなあと感じた。

このお祭りはお勧めです。
先ず、暗闇が良い、不思議と子供の頃に戻る。
仄かな灯りも良い。
手作り感が良い。それも町中総出の感がする。
それでいて、多分綿密な打ち合わせが為されているのだろう、進行がスムーズで気持ちが良い。

出来ればじっくり時間をかけて、もう一度歩いてみたい。
その為にも、このお祭りが長く続くことを願っている。

でも私は旅館の女将。
来年は是非お客様に、この素晴らしさを味わって頂きたい。

多分その時私はお留守番です。
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by iwasomami | 2007-09-30 00:18