お気にめすまま

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眠り姫

早朝四時半、ぱっと目覚めてしまった。

それならばと裏庭の草むしりをした。
昨日夕立があったお陰で、面白いように草が引ける。
気がつくと早2時間以上過ぎていた。

連日の忙しさと暑さで疲れが溜まっていたうえに、そんなことをしたモノだから、お客様がお帰りになった後、どっと疲労感におそわれた。

こんな時は、美容室に行くに限る、そろそろパーマもかける時期だし。

シャンプーが済み、ロットを巻いてもらっている頃まではまだ起きていた、たぶん。

しかし、そのロットをはずしてもらった記憶がない。
よろける足取りで、シャンプー台に戻ったことは覚えている。

トリートメントを頼んだ記憶もある。
いつもなら、このトリートメントの時のマッサージがとても気持ちが良いので、時間の許すかぎり、その充実感を楽しんでいる。

ところが今日は、それがいつ始またのか解らなかった。
気づいたときは終わっていた。

次に鏡の前の椅子までやっとの事でたどり着き、ドサッと腰をおろした。ドサッとしか座れなかった。それほど自分の体が重く感じた。

お店の中の、マッサージが一番上手な人がやって来て、肩を揉んでくれた。
あ~あ、シアワセだな。
と思うまもなく夢の中へ。
そのシアワセ感を感じる暇もなかった。

最後に先生がやって来て、髪をセットし始めた。

「いやーよく寝た。やっと目が覚めたわ。」
と言うや否や、また眠ってしまった。

「はい、終わりました。ゆっくり寛げましたか?」
「ハイ、オカゲサマデ。」

「足がふらついてますから、気をつけて下さいね。」
の言葉を背に、よろける足で店を出た。

多分ゆっくり寛げて、気持ちも良かったんだとは思うが、何せその実感がない。

もったいないことをした。
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by iwasomami | 2007-08-28 23:40