2007年 03月 14日
ずるい人
此処だけの話、義母はオナラをした後のごまかし方がずるい。
周りに家族しかいない時は、普通にあっちの方を向くか、少し恥ずかしそうな顔をするだけだが、それがことお客様の前だと豹変する。 先ず、近くにいる身内がターゲットにされる。 ちらっとその身内の顔を見て、 「お客様の前でオナラをするなんて、はしたない!」 という目線を送るらしい。 その目線を送られた方(主に義妹)は、濡れ衣をきせられ、身の潔白を明らかにする機会すら与えられぬまま、居たたまれずに席をたつしかない。 そんな義母にとって、万が一、側に身内がいなくても状況に大差はない。 ある日、エレベーターの中で、つい出てしまったときの話。 パーティーに出席する為、義母はそうとう着飾っていた。 そして気取っていた(と思う)。 エレベーターの中には、一人の男性が先客として乗っていた。 そこでついうっかり出てしまったらしい。 音がない方が。 昔から、音がない方が臭いと言うが、まさにそういう類のオナラだったようだ。 とっさに、近くにいた人からさっと離れ、 「失礼ね!」目線を送った。 その目線を送られてしまった男性の心境やいかに。 自分が放ったのではないことは、自分が一番よく知っている。 それなのに、この人を責めるような目線は何だろう。 たった二人しかいないこの空間で、この女性がしたのではないとしたら、いったい誰が? ひょっとしたら、自覚のないまま自分がしてしまったのだろうか。 悶々としているうちにドアが開く。 義母にとっては実に絶妙なタイミングだったといえよう。 そしてその時、義母と入れ違いに乗り込んだ人がいた。 中に置き去りにされた人にとっては、、一難去ってまた一難。 きっとこの新客は臭いの元が自分だと思うに違いない。 しかし、義母の罠にかかってしまった彼は、もはや半信半疑の否定をし続けるしか無かったに違いない。 教訓 義母がオナラをしたときは、義母より早く、 「失礼な!」 目線を送らなければ負ける。
by iwasomami
| 2007-03-14 21:23
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