お気にめすまま

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天井裏のミステリー

先日、寝付きが非常に良いと書いたが、こんな私でも、状況によっては眠れない時もある。

部屋に一人で寝る時。
異常に神経が過敏になり、なかなか寝付けないうえに、、ホンの少しの物音で、すぐ目が覚めてしまう。

また、ホテル、旅館でも眠れない。
どうしたわけか、暑くて眠れないのだ。特に足の裏が。
出来るだけエアコンは止めるようにしているが、冬でも暑い。
団体旅行の時は、他の人のイビキや、寝息を聞きながら、悶々とした時を過ごさなければならない。
たまらなくなり、何度か本を片手に部屋を脱出し、トイレや、ロビーで過ごしたこともある。
そんな時に限り、いつまでたっても眠くならない。

ある時、一人でホテルに宿泊する機会があった。
いつものように本を読み、やがて眠気がさしてきたので、しめたとばかりに本を閉じ、眠りについた。

と・・・ポツっ、音がした。
暫くしてまた、ポツっ。
天井裏から雨漏りらしき物音がする。
すっかり目が覚めてしまった。 

若い頃、横溝正史などにはまっていた私は、こんな時、天井裏に殺害された死体が隠されていて、そこから血が滴っているのじゃないかなどと連想してしまい、明かりをつけ、じっと天井をチェックしてしまう。
一見、何も変わったことがないと解ると、今度は旅館の女将の習性が出てきて、上の階の人が水を出したままにしたか、あるいはエアコンの結露かと、心配で眠れない。

もう1時を回っている。
こんな時間にフロントの方を呼んでは申し訳ないと、なんとか眠ることに努めたが、どうしても眠れない。
せめてその物音が、等間隔に聞こえてきてくれれば、、羊を数えるリズムで睡魔が襲ったかも知れないが、何故かそれは不規則なリズムで聞こえてくるのだ。

戦うこと1時間、ついにギブアップ。
「すみません、お部屋を替えて下さい」コールをしてしまった。

幸いなことにすぐに係りの方が来てくれて、深夜の引っ越しと相成った。
それからはウソのように熟睡できた。
本当にあの節は、ご迷惑をお掛け致しました。

しかし、今でもやはり確信を持っている、あの日、屋根裏で何かが起きていたと。
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by iwasomami | 2007-01-29 00:05