お気にめすまま

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もしも

韓国映画「おばあちゃんの家」を見た。
一人暮らしのおばあちゃんの家に預けられた男の子が、徐々に、彼女の優しさに気づき、本人も思いやりのある子になってゆく、というストーリー。

内容はともかく、おばあちゃん役の俳優が良かった。
ほぼ90度に曲がった腰、表情の少ない顔、ゆったりとした動作、昔よく見かけた、まったく自然体のおばあちゃんがそこにいた。
彼女は、体のあちこちの具合が悪そうだが、当初孫は、その辛さを思いやることが出来ずにいる。

良く思うことだが、人間はなぜ赤ちゃんで生まれ、老人で死んで行くのか。
これは逆の方が断然良いと思う。
生まれたときは老人で、やがて赤ちゃんになり、命を終えるのだ。

子供、もしくは成人は、昔自分が老人だったことを覚えていて、どうすればお年寄りが喜ぶかを知っており、適切な手助けができる。

そして、お年寄りは日一日と体力がつき、若返る喜びがある。昨日まで出来なかったことが、今日はできる、こんな嬉しいことはない。

最後は、赤ちゃんになって誰かの手を借りるようにはなるが、かわいらしい表情で、決して憎まれ口はたたかず、世話をする者の気持を和ませるだろう。

私が神様だったら、絶対そうする。
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by iwasomami | 2006-10-23 23:41